【しくじり長男 俺みたいになるな!!!】自己紹介
こんちにちは。
「長男」と申します(名前ですw)
地方のアラサー会社員(工場勤務)で、4兄弟の一番上です。
初めに
私の現状を説明するのにぴったりな画像をお見せします。
※↓こちらの段ボールを持っているほうが私になります。
・・・やばいですよね??w
私は誰でもできるような単純作業を、日々ミスしないようにびくびくしながら延々と繰り返してお金をいただいております。
なぜこのようになってしまったのか順を追って説明します。
大学へ進学せず高卒で就職
中学、高校ともに面倒くさくてほとんど勉強はしてませんでした。
片親で、しかも4兄弟の一番上の長男だったので学費関係でこれ以上親に負担をかけられないから大学は無理と諦めていました。
(奨学金制度に関してはそういった制度があることすら知りませんでした)
しかし、勉強に力が入らなかった大きな理由は、
勉強しないことでどんな人生が待っているか具体的に想像できなかったからです。
なんとなく生きてきた私は先生が紹介してくれた工場になんとなく就職しました。
工場に就職してからの生活
初めての仕事内容は
機械に材料を入れる→なくなったら材料を運んで補充する、基本的にはこれの繰り返しでした。
夜勤をしており、眠くて怠い時が多かったですが、あまり不満はありませんでした。というよりこの時は何も知らないので仕事ってこんなものなんだと思っていました。
でも月日が経つに連れて当然ながら別の会社で働いている同世代とは収入面でも社会的なステータスでも差が開いていきます。
SNSを見ると周りの同級生は仕事を通じて、学び、苦しみ、そして壁を乗り越えて成長しているようでした。
私は黙々と作業をしていただけなので、苦しむこともなければ学ぶこともありませんでした。
ネットで情報収集が容易になったため、時には現実を知る事もあります。
「あれ?俺って底辺じゃね・・?^^;」
その事に気づいた後は仕事にも身が入りませんでした。
「このままじゃやばい・・・」その思いがいつもいつも脳みそにありました。
こんな不安を抱えながら仕事をするのは自分にとってもよくないし、なにより会社に迷惑だろうと思い、ついに私は転職を決意しました。
不動産会社への転職
性格的に人と話すことが好きだったのと、先輩から「お前は営業向き」と言われたことを真に受けて次は営業の仕事をしたいと思っていました。
転職サイトを見て、高卒かつ未経験でも営業職として働くことのできる会社を探していいると、不動産会社が多かったのでそこを目指すことに決めました。
職業訓練制度を利用し宅建に合格
宅地建物取引士(宅建)という資格取ることで就職、就職後も有利になると知っていたので、職業訓練制度を利用し、資格の取得を目指しました。
職業訓練とは、就職に役立つ知識やスキルを基本的に無料で習得することのできる公的な制度です。
人生で初めて真面目に勉強しました。(3ヶ月間 ほぼ毎日7~8時間以上)
無事、合格することができたのでそれを企業にアピールし、ついに再就職できました。
(このときの経験は自分の中で大きな財産です)
現実はそんなに甘くなかった
待ちに待った初出勤です。
初めて国家資格を取って、初めての転職。
「ここから俺は生まれ変わるんだ・・・!!」
もう期待しかありませんでした。
新しい職場で挨拶をしたときは、それはそれはドヤ顔でした。
挨拶を済ませ、さっそく仕事が始まりました。
しかし、みんな忙しそうでロクに私に教育している余裕はなさそうでした。
まわりを見渡すと、退社時、お店の電気の消灯とドアの施錠をちゃんと行ったかを確認するチェックシートがありました。
「〇〇←人名 退社時刻 23:30」と書かれてました。
おいおい・・定時って18時だよな?^^;
嫌な予感がしました。
来店したお客さんにお茶を出したり、雑務をこなしたりしていたら定時になりました。
挨拶をし、帰ろうとしたところ大量の書類をドサッと渡されました。
「この書類を今からエクセルにまとめて入力してくれるかな?^^」
断ったらなにをされるか分からない恐怖の笑顔でした。。
嫌な予感が的中しました・・・
結局不動産会社は1年でやめてしまうのですが、入社してから退社するまで、
定時で帰れた事はありません。
月60~80時間以上は残業&休日出勤していましたが、お金は出ません。
そして私たちは毎月残業していない嘘の記録を提出していました。
真のブラック企業はきちんと申請しないので正しい残業時間が表に出ないのです。
退職するときは止められて大変だったのですが、なんとかやめる事ができました。
最後の最後に上司に「お前は社会不適合者」と言われたのが今でも心に残っています。
結局工場へ戻る
私は工場に戻ってしまいました。
仕事の内容に慣れている事と残業代がきちんと支給される点で不動産会社よりはマシだと判断しました。
高校を卒業して初めて仕事をした当時のように、毎日同じ作業を繰り返して生きています。
さいごに
僕には歳の離れた兄弟がいます。
「僕のようになってほしくない」
心の底からそう思っています。
このブログは失敗し続けた長男が、兄弟が同じ人生を歩まぬよう、
もっと若いときに知っておきたかったお金の情報を発信するブログとなっております。
そして兄弟に少しでも経済的に自由な人生を歩んでもらうことが僕の使命であり、
このブログのコンセプトです。
長々と自分語りをしてしまってすいません。
最後までお読みいただき本当にありがとうございました。